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浜松医科大学脳神経外科学講座
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第24回日本脳腫瘍の外科学会
会長 難波 宏樹
浜松医科大学脳神経外科 教授
この度、第24回日本脳腫瘍の外科学会を、来る2019年9月13日(金)、14日(土)の2日間,浜松の地で開催させていただくことを、教室員一同、誠に光栄に存じます。本学会は1996年(平成8年)に第一回が福井で開催されてから平成と共に発展して参りましたが、今回が新年号になり最初の学会ということになります。会員数はすでに670名を超え、脳腫瘍関連では最大の学会となっています。
翌年2020年には東京で56年ぶりにオリンピック・パラリンピックが開催されることが決定しています。開催が決まった2014年から2020年までの7年間で開発途上国を始めとする100カ国・1000万人以上を対象に、日本国政府が推進するスポーツを通じた国際貢献事業の名称が「SPORT FOR TOMMOROW」です。これにあやかり、本学会の主題を「Neurosurgery for Tomorrow」とさせていただきました。と言いますのも、近年、我が国では3Dシミュレーションやナビゲーションシステム、術中MRIといったいわゆるハイテク機器を利用して行う手術がすでに一般化されていますが、そういったものが普及していない世界のどこででも通用する「人の手による技術=手術」も国際貢献には必要と思われるからです。個別の主題は掲げず、あくまで手術を中心におき、脳腫瘍治療に関する話題を幅広く議論できればと思っていますので、多くのご演題をお寄せください。
海外からのお客様としては、米国よりグリオーマ治療で多くの業績をお持ちのBarrow Brain Tumor Research Center, Nader Sanai先生、欧州からは脳腫瘍や頭蓋底外科手術において豊富な症例経験のあるUwe Spetzger先生(Städtisches Klinikum Karlsruhe, Germany)、Francesco Zenga先生(University of Torino, Italy)、Sebastian Froelich先生(Hôpital Lariboisière, France)、その他アジア諸国からの多数のゲストをお招きし、特別講演等をお願いしております。国内からは名古屋市立大学再生医学分野教授・澤本和延先生、癌研有明病院形成外科・矢野智之先生、千葉西総合病院脳脊髄血管内治療部長・飯塚有応先生らの教育講演を予定しています。9月14日(土)には教育セミナー「いかに手術のしやすい術野をつくるか」を予定しており、多くの若手の先生のご参加をお待ちしています。
会場のアクトシティ浜松コングレスセンターは浜松駅に隣接しており、アクセスは大変便利です。会場近くには楽器博物館や徳川家康ゆかりの浜松城もあります。学会後は浜名湖の自然や舘山寺温泉、浜松名物の鰻や浜松餃子などもお楽しみいただければ幸甚です。